T's bagel +

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カテゴリ : 酵母のこと


パンには欠かせない、酵母のお話


自家製天然酵母とは?

自然の植物や果実についている酵母を取り出して活性化させたもので、
パンを膨らませ、風味を与えます。
T's bagel+では、オーガニックドライレーズンの酵母と、
無農薬玄米ごはんと麹からおこした酵母の2種類を パン生地によって使い分けています。



なぜ自家製天然酵母なの?

大量生産しやすいように、添加物を加え、
工場で培養された一種類のみのイースト菌とは異なり、
天然酵母はたくさんの複雑な酵母が混じり合い、豊かで、深い味わいがあります。
社会も、優れた同じエリートだけより、いろんな人がいた方がたのしいですよね
また、老化が遅く、焼成されてからも味が熟成されていきます。

酵母はレーズンなどの素材からだけでなく、その土地や空気などの環境も大きく影響します。
作る場所がコンクリート作りの家か古民家かで、酵母も変わってくるのだとか。
昔の日本では各家庭で味噌をつくり、それぞれに菌や味が違っていたように、
昔のヨーロッパでは各家庭で酵母をつくり、パンをつくっていました。


T's bagel+のベーグルやパンは、自家製天然酵母のみを使用しております。
手間や時間はかかりますが、国産小麦のおいしさをひきだす豊かな風味のため、
また、生き物である酵母を相手にしてつくるたのしさを優先しています。


そんな伝統的な製法でつくる、美味しいベーグルを
みなさんにたべていただきたい、とおもいます。
ぜひ一度、ご賞味ください

昨日のベーグル教室その2。

前回のその1で参加された方、全員が来てくださいました。

皆で再会を喜び合い?、さっそくワイワイとクラス開始。


酵母液の作り方、培養の仕方などを細々と。。。
生地コネもしてお持ち帰り。
また、用意したベーグルの試食もして、酵母やベーグル談義。


事前に希望された方に、酵母液も実費でお分けしました。

元気にパンになってね!!!

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今度の日曜日27日のベーグル教室その2のための酵母を仕込んでいます。

本棚の上、1番気温の高いところです。
うちは、マンションのためか、夜でも20度少し切るくらいで、生育条件としては悪くないでしょうか。
冬でも、ちゃんと発酵してくれます。

27日の教室では、この酵母の培養したもので、ベーグルを作り、さらに培養の方法を伝えます。

酵母さん、がんばれーーー。
(*^^*)

ふと思い立って、

イーストでベーグルを焼いてみました。


そして、比べてみました。

イーストベーグル

同じ全粒粉20%のプレーンベーグルで、酵母だけが
イーストと、自家製天然酵母の違いです。

さて、イーストはどっち??笑



正解は、
右がイースト、左が自家製天然酵母です。

焼き色が多少違いますが、その他はどう見えるでしょう?

写真では、違いが分かりにくいと思いますが、
娘は、見た目で100%言い当てました。

天然酵母のほうは、内側からぷくっと湧いてくるパワー?があるようなんです。
それが、見た目で分かる。

もちろん、香りが全然違います。
イーストは、やはり 臭い … 
においの少ないサフインスタントのイーストを使ったのですが、それでも全く別物でした。
そして味も。。
イーストのほうは、粉の味がしない。消されてしまっている。

だから、イーストを使ったパンは、卵やバターを入れてイースト臭を消すのですね。納得。


とても有意義な実験でした!


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これは、ベーグルを作るときに使うレーズン酵母液です。
この酵母液を小麦粉で培養したものを、パン種としてベーグルを発酵させています。

酵母は、ドライレーズン以外でも、生のりんごやレモン、その他のドライフルーツ、
ハーブなどの葉っぱ、野菜、などについているので、培養して使うことが出来ます。

パンを膨らます元は、いろいろなところにあるのです!


↓この下の写真は、レモンの酵母液。皮ごと使うので、無農薬のものを使っています。
  とても元気なパンが焼けました。
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酵母液によって、パンの味が違います。


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